沈みつつある地球号

shadow年末の本欄で、今年(2015年)は「何らかの小さな変化の兆しの影くらいは期待してみようか。」と書いたばかりだが、今年は、テロ、人質殺害等々、のっけから期待を裏切られる事件の連続で幕を開けた。こりゃ、とうてい駄目だという感じである。
思うに、地球号はもう沈みつつあるようだ。それもそのはず、操船者が駄目だからだ。今の地球は自称賢人の凡人・愚人によって操られている。かれらがいくら「問題解決」のために会議を重ねても、根本的な解決が得られないのは当然のこと。かれらは、自身の現在と将来の地位・財産の維持・増強しか頭にないのだから。地球号の地下室のような場所から、いくら発信しても、届くことはない。降参である。
実際のところ、現在のような地球号には何の未練もないので、いつでも人生を閉じる心積もりはできている。扶養家族というものを持たざる身軽さゆえ、施設に預けている年寄りを送り出せば、現世での任務は終了である。
いつまでも地球号にしがみついて、いっしょに沈没することはきっぱりお断りする。沈没する前に、身まかりたいと切に願う。これは、地球の客観的な現状認識に基づく「健全な絶望」の仕方だと思う。

2017年8月
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