本当の職業とは?

shadow以前にも別の視点から書いたことだが、本当の職業とは何かということを考える。資本主義では普通、報酬を得て継続している業務でないと職業とは呼ばない。報酬を得る業務とは、要するにカネのための仕事。
それが本当にやりたい仕事とは限らないし、やりたい仕事でも所詮はカネのためとなれば、仕事の仕方も適正、熱心ではなくなることはままある。職務上の不正に手を染めるのがその最悪の例だが、サラリーマン根性に徹して最低限の仕事しかしないのもその一つ。
一方で、生活のためにと、無理なオーバーワークを受け入れて過労死したりするのは、忠実・正直ではあるが、身を滅ぼす自滅的な例である。
私見はこうだ。本当の職業とは報酬が与えられなくても継続できる、あるいは無報酬でも続けている仕事。これは、共産主義的な職業の定義でもある。
現状、このような意味での本当の職業に就けているのは恵まれた人だけである。アスリートとかアーティストなどは報酬はもらっているが、仮にもらえなくても続けたいという人は多いだろう。大多数は、報酬を切られたら当然に辞めたい人ばかりである。これも資本主義のなせるわざである。
私などは、カネのための仕事ではすべて挫折したので、よほど資本主義とは相性が合わないらしく、資本主義のほうからも蹴飛ばされている。資本主義社会に産まれながら、根っからの共産主義的人間なのかもしれぬ。

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31