人間=労働者観

shadowブロガーを事実上の職業として、今年(2014年)で3年になる。しかしこの間、ブログでは一銭の報酬ももらっていないので、資本主義的にはこれを「職業」としては認めてもらえないだろう。
戦後日本は戦前の「国民皆兵」を「国民皆労」にすげ替えて、資本主義的経済成長まっしぐらの働きバチ社会を作り出した。成長期を過ぎても、意識はすぐに変わらない。それで、今でも人間=労働者という人間観は根強い。「お仕事は?」が挨拶代わりとなる。
特にいい年した男が昼間から家にいると、半ば尋問のようにこの問いかけが飛んでくる。「ブロガーです」などと答えたら、十中八九聞き返されるだろうから、あいまいに「自営です」と言うしかないのは、ちょっと寂しい。
しかし、いくつかのブログ記事で書いたように、新自由主義とたたかう共産党さんには申し訳ないが、これからは賃金と年金に頼れる時代ではない。全く別の時代に入ったのだ。つまり、職業と収入が直結しない時代。
職業的ブロガーとは、そんな時代のまだ危うい先端をそろそろと綱渡りするような存在である。先端を行く者は、いつの時代でも奇異に見られることを宿命として背負っている。

2017年8月
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