オリジナリティー!

shadowSTAP細胞論文をめぐる騒動では、コピペが問題となった。他文献の引用・参照に関しては最高度の厳密さを要求される自然科学の世界ですら、コピペが横行しているのだろうか。
なぜプロの研究者がそんなことをするのかわからないが、他人の論文から剽窃するということは、オリジナルなものを作りたいという欲求の弱さを示す。オリジナリティーにこだわるなら、絶対剽窃はしないだろうからだ。
一方で、いろいろと細工をした形跡があるのは、見栄えのいい論文を仕上げて名を上げようという欲求の表れとも見られる。つまりその点ではオリジナリティーも追求しているわけである。オリジナルなものほど容易に理解されず、実際過去に論文掲載を却下されていたことが、細工に走らせたのかもしれない。
幸か不幸か、拙『共産論』は国際的学術雑誌に掲載されるようなものではそもそもないから、オリジナリティーをじっくり追求していられる気安さはある。もっとも、永久に日の目を見ず、認められない可能性もあるわけだが。 

2017年5月
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